文章のみの4クルー目のエピローグホームレスと風俗嬢とジゴロとヒッキーとメイドと拾い屋とネガティブおっちゃんヌマさん「これはフィクションなの?」 林太郎さん「フィクションですよ」 リョウさん「え、おれらも存在しないとかすかや」 林太郎さん「基本的にはCGですね」 アツシ「え、で、誰が書いていることになるんですか?」 コハル「っていうか、原稿持ちよりでしたよね」 林太郎さん「そうねー」 リンちゃん「あたしは、これ映画化されるといいなぁ」 ヌマさん「あの、向山の早鐘がなんか私にとってはなんかスタートって感じでしたけどね」 林太郎さん「でも、あのときは、もう精製がすすんでますからね」 ヌマさん「そうか」 コハル「映画化って、仙台だと伊坂幸太郎さんみたいに?」 リンちゃん「いいねぇ」 林太郎さん「-----------------」 リョウさん「作者さんと知り合いなんだべ」 林太郎さん「まあ、一緒に----------ます」 みんな「へぇ~」 リョウさん「伊坂さんとはどうだべ?」 林太郎さん「いちど、プラザであってます。あ、でも、けっこう町でお見かけしますよ。プラザで、この洞窟ご存知ですか?って聞いたことあります」 みんな「へぇ~」 タカハシさん「この本のテーマってあるんですか?」 林太郎さん「そうですね、ぼくらの世代でいきづまっているひとに向けては書いてます。意識しているというか」 リョウさん「なるほどなぁ」 林太郎さん「メッセージは、悪いものから遠ざかれということと、みんながつながって希望をもっていれば活路はあるということですかね」 リョウさん「ああ、かだってだなぁ、解散のときにや」 林太郎さん「解散はしてないって。ホームレス中学生じゃないんだから」 コハル「ホームレス中学生はご覧になってます」 林太郎さん「映画ですね」 コハル「ああいうふうに、めぐまれない環境でもがんばればっていうことですか?」 タカハシさん「あの、ホームレス中学生はめぐまれてなくないですよ。たしかに、中学生にとっての1,2週間の公園生活とかはかなりきついことだと思うけど、むしろ、彼にとってきついのは親が『解散』っていうひとことで見捨てたことじゃないのかな。で、めぐまれてなくないですよ。地域がやさしかったよね。同級生のおかあさんとか。仙台は、逆にしらんぷりだと思うよ、いや、実際にあったもの、台原あたりで昭和60年ころかな、汚いかっこうした兄弟がよく歩いていた。でも、みんな関わらないよね。仙台は」 林太郎さん「ホームレスということは、まあ、ネタですけど、実際にはホームレスなのは、自分ひとりですね。タカハシさんは県営住宅にいたし」 タカハシさん「家賃ただなんですよ」 みんな「えー」 タカハシさん「あのね、収入に応じてだし、上のひとがちょっと問題あって、苦情をだしたらただになったんですよ。水道代とかも安いんですよ。基本料金が」 みんな「えー」 リョウさん「ここにはいろんなしかけがあるべ」 林太郎さん「ええ、ペコちゃんとか、FX詐欺とかね、成功法則とかね」 リョウさん「実際はそれで1冊できるんでねすか?」 林太郎さん「うーん。ぼくは、むしろ、いろいろなパーツがIPOTで階層になっている内容を動画とか、写真、地図、イラスト、音声とかいろいろ見れたり、資料性があったりとか、そういうIPOTを意識したんだけど」 アツシ「AppleのiPod」 林太郎さん「アイポッドなの?」 アツシ「Appleのアイポッドですよ」 リョウさん「ペコちゃんは、これがなんか雑誌にとりあげられると宣伝になると考えているのすか?」 林太郎さん「あざといですかね」 リョウさん「これって、でも不二家にとってどうなの?すごくやばい話じゃねのすか?」 林太郎さん「ポパイネクタイ事件、ポパイ・マフラー事件とかありますからね。ソニー・ボノ法でアメリカの著作権は伸びる一方ですからね。ペコちゃんの図柄をいったい誰が書いたのかはわからないんですけど。Cは ゼネラルフーズという法人著作物となってます。 職務著作物の未発行著作物ならば、アメリカ合衆国では無名著作物、変名著作物、職務著作物の未発行著作物の保護期間について、創作から120年との規律を置いています。 ”クラフト・ゼネラルフーズ”はKGF。このKGFはゼネラルフーズが前身で現在は フィリップモーリスの傘下です。会社の承継者に著作権が帰属しますから つまり、ペコちゃんのアメリカの広告の左下でうたっているCopyrightの帰属会社の ゼネラルフーズが不二家のペコちゃんの著作権侵害による利益から、損害賠償ができると思いますよ。 不二家の「フランスキャラメル」の女の子は「シャーリー・テンプル」ですしね。ペコちゃんと並んでピコちゃんって名前で広告に使われてます。たいへんでしょうね。」 コハル「モデルはあるんですか?」 林太郎さん「ペコちゃんの?」 コハル「私たちの」 林太郎さん「いやいや、それはないでしょ。ノンフィクションじゃないんだから。ぼくたちはCGですよ」 コハル「ですよね、あたしはなんか深刻な過去がありそうだし、今は仕置き人やってんでしょ」 リンちゃん「あたしは風俗嬢だし」 林太郎さん「…、そ、そうだね。ということで、ま、みんなで桃花で食事していきますか?」 みんな「はーい。混んでるかな?今日?」 リンちゃん「あれ、そういえば、ショウタくんは?」 コハル「なんか小出さんに呼ばれている」 リョウさん「ヌマさん太ったごたぁ」 ガヤガヤ、ガヤガヤ |